
硫黄臭ぷんぷん漂う野天風呂『雲上の湯』を見下ろしながら夏沢峠まで50分黙々と登るところから後編は始まります(笑)

10:20 息を切らしながらやっとの思いで夏沢峠に到着
このあたりから写真を撮る気力すら薄れてきたのでカメラを持っている仲間達を思いっきり頼ろうと思います(笑)

スタートしてからここまでなんだかんだ4時間です・・・(疲)
昔から辛くなると物事を後ろ向きに考えるクセが・・・まだ4時間さ♪と考えられる男にいつかなりたいものです(笑)
このあたりでも標高が2440mなので一休みするとかなり肌寒く感じられます

硫黄岳山頂はさらに寒そうなので上着を着ていくことにしました
気の遠くなるような斜面から硫黄岳まで後1時間ちょいなのでA猪木に闘魂注入されたつもりで気合いを入れなおしました!!

何人かリュックを背負ってないけどどうしたかって?

もういい加減疲れたので捨ててやりましたよっ!!!
すいません・・・ウソです・・・
また夏沢峠に戻ってくるので置いていきました(笑)

おそらくあのてっぺんが山頂だと思います♪
しかしわたしの高度計の数字がなぜだか合わないんですよねぇ~
もしや・・・

山頂と思われるところまでガンバって登ってきましたが・・・まだ全っ然ありました・・・(汗)

・・・・・・気が遠退いていく3人
ここで再び心が折れかけましたが先は見ず、考えず、無の境地でいこうと誓ったのでした(笑)

4時間以上も歩いているからか・・・寝不足だからか・・・標高的に空気が薄いからなのか・・・
足取りが超重~いです(汗)

モヤってなければ断崖絶壁に落ちる爆裂火口跡を見ることができますが・・・今回は残念(涙)

山の天気は気まぐれだから仕方ないです

このあたりまでくると2600m付近からでないと見られない森林限界(高木が生育できなくなる限界高度)を見ることができます

自身過去最高の道のり&歩行時間
11:35硫黄岳(2760m)に登頂♪

たいへんな思いで登った分だけ達成感に満たされ、疲れも忘れるハイテンションになったのでとりあえず叫んでやりました!!

みんなもとりあえずも!!
飛ぶっ!

跳ねるっ!!

走るっ!!!

黄昏る(笑)

年配のグループからも爆笑されましたが気がすむまでしゃぎまくってやりました(笑)
いい加減はしゃぎすぎてどっと空腹感に襲われたので夏沢峠に下山します

膝が笑い出す下山途中でなんとっ(驚)
アルピニスト 野口 健!!!偶然会っちゃいましたー♪♪♪(光栄)

貫禄があるというか余裕があるというか・・・
爽やかな方で快く一緒に写真を撮ってくれましたー♪
帰ってから調べたらわたしより2才年下でしたね(笑)
会ったことで少し元気がでてきたっ!!
夏沢峠に戻ってきたのでやっとお昼ご飯♪

ウィンナーを炒めたり、具だくさんのラーメンを作る仲間もいましたがわたしはカップスープにコンビニの塩むすびを入れて雑炊風(手抜き)
それともちろん山ビール♪
おなかも満たされたので後は混浴温泉まで下るのみ!!

淡~い期待に妄想が膨らみます(ウフッ♪)

女性は?・・・ 昼間なのでいるわけないですねぇ・・・夢撃沈(笑)

砂利の急傾斜で脱いだり着替えたりするのでかなり一苦労します
それでも~
野天風呂サイコー♪♪♪来て良かった~!!!男祭りっ(笑)

6人入るので精いっぱい・・・狭っ(笑)
他に人が入っていたらさぞかし迷惑がられたでしょうね
2:40温泉を洗い流す場所など毛頭ないので全身硫黄臭まみれになりながら下山

入浴後どっと出た疲労感での駐車場までの2時間半はかなりこたえました・・・(疲)

山へ行く人には2つのタイプの人に分けられます。辛い思い出を“忘れる人と忘れない人”のどちらか・・・
辛かった思い出を忘れない人はきっと2度と山登りに行かないでしょうね・・・
わたしは・・・
数日で忘れてしまうので、また懲りもせず行くことでしょう(笑)
車内、服が硫黄臭まみれだったので近くの温泉に入り直し今回の旅も無事終わり横須賀へ帰りました

今回を振り返って
憧れの八ヶ岳と夢だった日本最高所の野天風呂に入ることができ大満足な登山になりました♪
しかし、6:00~17:00(休憩込)までの山歩き・・・睡眠不足にはちょっと、いやっ、だいぶハードな山歩きでした(疲)
休みがとれる方は山小屋で宿泊などの余裕ある山歩きをお奨めします(笑)
良い子はマネしちゃだめですよ♪
~~Fin~~